基礎社会医学配属実習
当研究室で実習した学生

医学科4年生が1月から2月にかけての5週間、研究室に所属して実習を行った。

1998年
(平成10年)
住吉秀律清谷Vタンパク欠損変異センダイウイルスのBALB/cマウス肺内ウイルス増殖の時間的経過
山本 修
倉岡和矢坂口ワクシニアウイルスを使わない、センダイウイルスM蛋白の培養細胞での発現
今中章弘藤井HVJ(浜松株)の発育鶏卵継代弱毒ウイルスの遺伝子変異とその病原性低下の関連
1999年
(平成11年)
佐野祥子清谷発育鶏卵継代弱毒センダイウイルス株のマウスおよび鶏由来初代培養細胞での増殖性
山根 高坂口初代培養,細胞の継代,ウイルスのプラーク法による感染価の測定
増本弘史藤井センダイウイルス強毒株と弱毒変異ウイルスの遺伝子配列の比較とその過程で起こった遺伝子変異の病原性低下との関連
2000年
(平成12年)
古川智邦清谷新生マウス肺でのV(-)mutant HVJの増殖の時間経過の測定
在間未佳
秋田 慎坂口蛍光抗体法を用いたβCaMKKとセンダイウイルスV蛋白の培養細胞内におけるco-localizationの確認
大原英司藤井センダイウイルスの遺伝子変異と病原性の関係
品川勝弘
2001年
(平成13年)
青木志郎清谷1.免疫逃避タンパクを発現するレコンビナントSeVのマウス肺内増殖
2.HVJの回収系から回収されたV(-)ウイルスの成熟マウス肺内増殖
岩永甲午郎
小林良行 坂口 センダイウイルス回収のためのプラスミド作製
榊原一郎
2002年
(平成14年)
黒川俊嗣清谷1.免疫逃避タンパクを発現するレコンビナントセンダイウイルス(rSEV(+)/Bcl-XL)の培養細胞及び肺での発現の確認
2.浜松株の回収系から回収されたV(-)ウイルスのリーダー部分に2ヶ所の変異を導入した変異ウイルス(rSeVH-V(-)2024A)のマウス肺内増殖の時間経過の判定
寺崎元美
向橋知江坂口センダイウイルス浜松株のリーダーシークエンス変異とその病原性
2003年
(平成15年)
本田洋士坂口センダイウイルス出芽に対するVps4ならびにユビキチンの影響
谷口 悠藤井センダイウイルスの変異部分を組み込んだプラスミドの作成

カリキュラム改訂により、2004年度(平成16年度)から、医学科5年生が4月から5月のはじめにかけて6週間行うようになった。

2004年
(平成16年)
今中雄介清谷TRIFノックアウトマウスの作製および遺伝子型の決定
浅野孝基坂口AIP1/Alixとparamyxovirusの相互作用に関する実験に伴う蛋白質発現Vectorの作製
伊藤正興
西野公博藤井インフルエンザウイルスゲノムのインコーポレーションメカニズムを解明するための実験
高本尚明インフルエンザウイルスRNAがウイルス粒子へ選択的に取り込まれることを確認するための実験について
2005年
(平成17年)
新井伸征清谷V(-)SeVの肺からの早期の排除に及ぼすChemokineの影響と培養細胞でのChemokineの産生
上野竜也坂口ニパウイルスM蛋白質の発現と性状解析

再びカリキュラム改訂により、2006年度(平成18年度)から、医学科5年生が1月から2月のはじめにかけて行うようになった。さらに2008年度(平成20年度)から実習時期を1月(5年生)〜7月(6年生)から選択できるようになった。

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2006年度
(平成18年度)
板倉希帆清谷SeV Vタンパク質が阻害するIRF3依存性自然免疫の探索
長田奈津子
神崎理英子坂口SeVの病原性におけるV蛋白とMDA5の相互作用について
田中 瞳
2007年度
(平成19年度)
西嶋千絵清谷1.IFNλの抗ウイルス活性について
2.ISG15のウイルス増殖に及ぼす影響
依光映佳
川合健太坂口TCID50法を用いた消毒剤の抗ウイルス効果
津田康雄
2008年度
(平成20年度)
冠野昂太郎清谷SeV V(-)のマウス肺からの早期排除に関わる宿主側の因子の探索
1.RIG-IとMDA-5の影響
2.IFNλの影響
田崎麻美坂口柿渋を含むタンニン類の抗ウイルス活性の比較とメカニズムの検討
2009年度
(平成21年度)
吉村幸祐入江GFPを融合させたN蛋白質を発現する組換えセンダイウイルスの作成
畑 香莉坂口抗ウイルス試験とプラスミド作製
2010年度
(平成22年度)
中木村朋美入江1. SeV M蛋白発現細胞におけるMyosin Xの局在
2. IFR7によるIFN転写に対するSeV V蛋白の阻害作用
3. SeV C蛋白によるN蛋白の立体構造変化
田村尚子坂口抗ウイルス作用を持つタンニン含有物質の探索
小野紘輔センダイウイルスY3蛋白質の調製
秋月渓一入江狂犬病ウイルスN蛋白質の感染細胞内動態の観察
後藤昌広センダイウイルスN蛋白質可視化と細胞内動態
田辺仁彦パラミクソウイルスV蛋白質とインターフェロン制御因子との関わり
2012年度
(平成24年度)
田丸健太郎坂口HBV PROJECTの末端のPROJECT
〜ウイルスタンパク発現プラスミドの確保〜
奥本知世入江センダイウイルスP蛋白質の温度感受性への影響
〜iPS細胞初期化遺伝子導入ベクター〜
吉田俊丈センダイウイルスN蛋白質のコピーバック型DIゲノム産生性への影響



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